2011年5月31日
今朝の情報番組で、宮城県塩釜市の若い漁師さんのアイディアで、
津波被害にあった漁業の再建を目指す!という取り組みが紹介されていました。
『うらと海の子 一口オーナー制度』
http://www.uminoko-saisei.net/index.html
(リンクは『うらと海の子再生プロジェクト』トップページにとびます)
※一口オーナー制度は2011年6月30日をもって募集を終了しております。
その若い漁師さんの気持ちに、なんだか感動してしまいました (T-T*)
若いと言っても、私と同じ36歳の方で、
東京でのサラリーマン生活を辞め、5年ぐらい前からUターンして
漁師の仕事を始めた新米漁師さん。
今年の1月に浦戸諸島の漁業組合に入りたく申し出るのですが、
年配の先輩方には「そんな若くてすぐに辞めてしまうんじゃないか?」
という声も多く、あきらめかけた時
組合委員長が『新しい血が必要だ』と組合員を説得し、
ようやく正式に組合員となったのだそうです。
そんな矢先、あの大震災で多大な被害にあい、
もう漁が出来ないと、みんながあきらめていた時、
この新米漁師さんが、一口オーナー制度を発案したそうです。
この震災が起きたから、この提案をしたワケではなく、
前から、こんな事をやりたい!と思っていたそうです。
しかし、新米漁師さんからの説明会では、
“インターネット”だの【ツイッター】だの言われても
年配の漁師さんには受け入れられず、理解を得られなかったそう。
でも、またまた組合委員長が力になってくれ、
組合員さんに納得してもらい実現したそうです。
4月から始まったこの制度、今では1億2000万円もの支援金が集まったようで
先輩漁師からは『仏様みでぇだ』とか「銅像つくんなんねぇが」などと
とても喜ばれているそうです。
これで、辞めようと考えていた漁師さんにも力がみなぎり、
前に進む後押しとなったようです。
この新米漁師さんの言葉、
『先輩が築いてきた技術はお金では買えない。』
なんだか胸にジーンと暖かいものが込み上げてきました。゜゜(´□`。)°゜。
その気持ちが、今の彼の力になっているのだと思いました。。。
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