ホテルブログ

2012年11月28日

随想５

今日は私のターンですか……。

うんうん、一昨日やっと我が家でも暖房器具を使い始めた、なんてことは至極、至極どうでもいいわけでして。

もともと私自身あまり発信力のある人間ではありませんから、こうしてネタにつまるというのも当然の帰結なのですが。知的生産においてのプロレタリアートとでもいいましょうか、どちらにせよ言い訳がましいですね。

物語が消費されやすい昨今の時勢の中で、こうした「消費者」であること、消費者が増え、また増えているからこそ消費量も増大傾向であることに危惧をおぼえないでもないといいますか。

電子書籍等が徐々に普及してきたことによって、手軽な情報発信力を得ることができているのは、しかしいいかえれば、かつては出版社等によって行われていた情報と真偽の統制が曖昧になり、ろ過されない出自不明の情報に翻弄され、吾々はどれが真であるかをますます図りかねるという自体を引き起こs

　　　＊おおっと＊

　やめておこうじゃないか。

さて、閑話休題。

　映画の話でも。

○アヴァロン-Avalon-（２００１年）

　非合法の仮想現実ゲーム内で活躍し、現実内での報酬を得て日々を暮らしている凄腕のプレイヤー「アッシュ」が、ゲームから意識が帰還できない「未帰還者」の人間を追ううち、自らのヴァーチャルとリアルを問われる、という内容。

　ジェームス・キャメロンも絶賛した映像美と静かに流れる美麗な曲。白黒の世界に感じる確かな情緒。多少とっつきにくい感はあると思いますが、何度も見て、あなたも自分の「リアル」を探してみてはいかがでしょうか。

今回は、これまで、では。