2014年10月21日
東京都美術館 企画棟 企画展示室
ウフィツィ美術館展
10月11日(土) ~ 12月14日(日)
添付のポスター写真に写っているボッティチェリ氏の作品「パラスとケンタウロス」が34年ぶりに日本に来たとのことで、それを拝見できると知ると、それだけでも嬉しく、ついついテンションも高く訪れてしまいました。
さて、メディチ家の庇護を受けた氏は、ウフィツィ美術館の代名詞ともいえる画家です。企画棟企画展示室には多数の氏の作品が展示されておりました。
中には、説明の一環としてメディチ家の家系図やルネサンスに関する展示物もあり絵画と歴史の両面を学ぶ上でも 連携して知識を広めることもでき楽しめると思いました。
特徴的な絵である「パラスとケンタウロス」ではパッと見ではわからないシニカルな意味が油彩に隠れていたり・・と ゆっくり説明文を読み鑑賞してこそ分かるものだと改めて感じました。
ある油彩ではメディチ家の幸福を絵によって表現するという やはり案内文を見ないと理解できないことが多数ありました。
個人的には聖母子像や、イエス様を描いた作品が落ち着いていて好みではありますが、数フロアを要した今回の美術展はかなり見ものですよ~。
アカデミア美術館・パラティーナ美術館・サン・マルコ美術館の所蔵の貴重な作品もご覧いただけるのでイタリアに行かずして多数の絵画を堪能できる美術館展です。 お好きな方は足を運ばれてはいかがでしょうか?
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